宮崎県干したくあん・漬物研究会

「宮崎県干したくあん・漬物研究会」は、宮崎県産の干したくあんの地域ブランド化をめざして、県内10社の製造業者と宮崎県食品開発センターが協力して2007年(平成19年)6月にスタートしました。宮崎県産干したくあんの美味しさや機能性を再発掘し、消費者の皆様へ広くお知らせしてまいります。

成果

2007年(平成19年)、「宮崎県干したくあん・漬物研究会」は会員10社の※下漬干したくあんの※成分分析を行いました。
その結果、GABA(ギャバ)が平均で約120mg (94.1mg~174.7mg) /100g、生大根に比べて約88倍と豊富に含まれていました。GABAは正式名称をγ-アミノ酪酸といい、アミノ酸の一種です。また、食物繊維は平均で約6.5g (4.7g~8.1g) / 100g含まれており、生大根に比べて約4.6倍含まれていました。今後も製品の成分分析を含めた研究を続け、干したくあんの機能性を明らかにしながら、よりよい製品づくりに生かしていきたいと思います。

※1 : 下漬けたくあん : 干し大根を塩、米ぬかなどで漬け込んだもので、一定の期間下漬けした後、調味して製品にします。
※2 : 分析 : 宮崎県食品開発センター

事務局

宮崎県干したくあん・漬物研究会
会長
道本食品 道本英之
事務局
宮崎食品開発センター
〒889-0303 宮崎市佐土原町東上那珂16500-2
TEL : 0985-74-2060
FAX : 0985-74-4488